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鮎・うるか・ツガニ

日本で唯一ダムのない一級河川「高津川」の幸

津和野町を流れる〈高津川〉は一級河川としては全国で唯一ダムのない川。
『ダムがないから川底が根こそぎ洗われて、泥臭くない鮎が捕れる』と地元漁師の談。
2007年・2008年連続、国土交通省の一級河川水質調査で全国一の水質と認定された清流は、まさに川の幸の宝庫だ。

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高津川で採れる鮎の姿は、まさに川魚の貴公子。良質な苔を食べることから、ほのかにスイカのような香りがし、「香魚」とも呼ばれている。
繊細で淡い身と上品な香りは絶品。故・徳川夢声が「これはこれ日本一の鮎どころ」と賞賛した。


うるか

鮎の内臓や卵、白子を塩漬けした珍味で、極上の鮎だからこそ楽しめる味。
新鮮な鮎の独特な渋味と苦味、甘味が酒のつまみやご飯によく合う。


ツガニ

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広く「モクズガニ」とも呼ばれ、全国各地の河川に生息する川蟹だが、特に高津川のものは絶品で県外にも出荷されている。濃厚なミソがたまらない。


スッポン

高津川でたくましく育った天然のスッポン。冬場の鍋だけでなく、実は夏の終わりから楽しめる。
捕獲量は少ないが、食通垂涎の味わい、コラーゲンも豊富。

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