奴行列
11月23日に近い日曜日
江戸時代の行事
奴行列は、津和野藩主・亀井家が参勤交代した1650年頃に始まり、行列を再現した恒例行事で参勤交代の送り迎えの儀式として始まったとされています。津和野町上寺田地区で継承されていた同行事は、戦争などのため一時期(昭和18年~51年)途絶えていたが、昭和50年に復活の話が持ち上がり翌51年に保存会(50人)が結成され復活しました。
法被姿で槍を交拠
奴たちは、亀井家の家紋「四つ目結」を染めぬいた黒の法被、前垂れ姿で登場。二列に並ぴ毛槍、弓などを手に長持ち唄に合わせゆっくりと行進。唄に合わせ槍を鮮やかに振り、投げ合い交換したりと伝統の技を披露します。
下町の風景の残る殿町通りを中心に、旅情あふれる行列を町内各所で繰り広げ、山陰の小京都「津和野」の晩秋の風物詩として親しまれています。
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