今年2022年は、津和野出身の文豪である森鷗外先生の没後100周年となります。

鷗外先生と言えば、文筆活動や軍医として経歴にスポットが当たりがちですが、私生活においては食事について独自のこだわりをお持ちでした。鰻重や鮎と言った高級料理から饅頭茶漬けなどの変わり種まで様々な料理を好んでおり、これらは鷗外先生の長女・森茉莉さんをはじめとする親族の方々の手記や作品に詳細に綴られております。

この度、これらの史料をもとに、津和野旅館組合では鷗外食を紹介するパンフレットを作りました。津和野旅館組合加盟施設では、今後、これら鷗外食を宿泊プランに取り入れる他、イベント等の機会にお弁当として販売する予定です。津和野にお泊りの際は是非、鷗外先生が愛した食事の数々をお召し上がりください。

※中にはご自宅でも簡単に作れる料理もあります。チャレンジしてみてはいかがでしょうか?