6月30日夕方より
稲成丁 弥栄神社境内
津和野の夏の始まりを告げる風物詩
津和野の「輪くぐり」は約150年前から始まった、夏の無病息災を願う神事で、町の中心に位置する稲成丁の弥栄神社で行われ、拝殿前に設けられた1.5mの茅の輪をくぐる儀式です。
輪の大きさは、昔は自分の腰につけるほどの小さなものだったそうですが、時代とともに拝殿前に置かれるようになり大きくなりましたが、それも今よりずっと小さなものでしたが、現代人は身長も伸びたために背の高い人が頭をかがめてくぐれるこの大きさになったそうです。
輪のくぐり方は、正面から茅の輪をくぐり左にまわり、もう一度正面から入り右に回り、また正面から左に回り、最後に正面から入りお参りを済ませ輪をくぐり出るというものです。