昭和40年代国鉄の合理化により、全国の蒸気機関車が廃止される中、昭和48年10月には、山口線からもSLが姿を消すことになりました。
その後、多くのSLファンや地元市町村を中心にSL復活への気運が高まり、当時の国鉄総裁の大英断で昭和54年8月1日、山口線にSLが復活することに なりました。
現在、「貴婦人」の愛称で親しまれる「C571」、「デゴイチ」の愛称で知られる「D51200」は、山頭火が愛した「新山口」を出発し、「湯田温泉」、大内文化の香り漂う「山口」、四季折々の情緒を楽 しめる「長門峡」、そして「津和野」までの62.9kmを約2時間かけて、多くの人の夢を乗せて走ります。
C57緒元
●全長(20280mm) ●重量(115.5t) ●動輪径(1750mm) ●石炭積載量(12t) ●水積載量(17t) ●最大出力(1290馬力) ●製造年 昭和12年 ●製造両数(201両)
D51緒元
●全長(19730mm) ●重量(125.1t) ●動輪径(1400mm) ●石炭積載量(8t) ●水積載量(20t) ●最大出力(1280馬力) ●製造年 昭和13年 ●製造両数(1115両)
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